玩红线学日语(一):アカイイト -それは物語の予兆-
一緒に日本語を勉強しましょう。
日语学到现在,感觉词汇成为瓶颈。如何记住海量的词汇及其准确的假名拼写,是余目前遇到的大难题。拼写中的长音和促音让余很想撞墙。但好像又没有太好的方法。传说如果能一直反复练习,比如和日本人文字聊天之类的,很快就记住了。每天将一篇文章打几十遍也是一种反复练习,游戏脚本或轻小说是一个比较好的对象。
前段时间将红线(アカイイト)的游戏脚本提取并整理了出来,只剩下章节结构未明。除开一些生僻词汇,红线脚本的生词还是很日常的,适合练习。
第一课:それは物語の予兆。对象:三级以上(具备一定语法基础)
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◇それは物語の予兆
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木。
たくさんの木。
高く伸びる木々それぞれが、好き放題に枝を伸ばし、空のほとんどを覆い隠してしまっている。深い――林か森か。幹の太い古木が立ち並び、たけのある草が生い茂る狭い道を、わたしは走っている。
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――振り返る。瓦の並ぶ屋根が見えた。
時代劇で見るような、立派な構えの門はないけれど、それは見事なお屋敷だった。
平屋の大きな日本家屋。
離れに見えるのは蔵かもしれない。
こういう屋敷に住んでいる人たちを、由緒正しい旧家とでも言うんだろうか。涼しげな鈴の音に、わたしは前へと向き直る。
ぐっと誰かに手を引かれ、わたしはさらに足を速める。
道の勾配がだんだん急になる。
ああ、ここは山なんだ。
手を引かれるままに、わたしは山道を登る。舗装されていなかったとはいえ、まだ道らしい道だった道を外れて、わたしたちは草を分けるようにして進む。
速く、早く、はやく、はやく――
わたしを引く手が強くなる。
誰かに追いかけられでもしているのか。何をそんなに急いでいるんだろう。
足元の草を踏みしめて急ぐ。
ざっ、ざっ、ざっ、ざっ。
ざあっ――
急に視界が開けた。
おそらく山の中腹あたり。
そこには見上げるほどの大きな――
数百の年月を雨風とともに過ごしたといった趣のある、大きな大きな木が根を下ろしていた。
他の木はこの木に遠慮しているのか、あたりは少し開けている。ざあっ――
通り過ぎる風に、木に咲く花がゆらりと揺れ。
この景色には見覚えがあった。
そこがどこかは知らないけれど。
テレビか映画で見たんだろうか。
いや、違う。
そうじゃないということは、わかっていた。
これは。
この景色は。
これはわたしの――『たいせつなひとが、いなくなってしまった』
風にもがれた花びらが、蝶のようにひらひらと舞っている。
奇妙な既視感と喪失感。
何だろう、この感覚は。
そして今まで気にしていなかったけど。――この景色は。この世界は。
赤いインクを落とした水槽越しに見る景色のように、重くて、遠くて、揺らめいていて。
いったん気になりだすと、気になってしようがなくなってしまう。
見るほどに、赤は濃くなり、視界を遮る。
わたしの邪魔をするように、赤は世界を遠くへ沈めていく。
それでも見ようと瞳を凝らすと――
今までにない鮮烈な赤が目の奥を焼いた。
駄目――
警告されているような気がした。
駄目――
呼ばれている。誰かに呼ばれている。
駄目――
ここにいてはいけないんだ。
向こうに行ってはいけないんだ。
するとわたしは戻るほかなく――
生词表
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それは物語の予兆
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物語 ものがたり 故事
予兆 よちょう
木 き 木々 きぎ
伸びる のびる 【自】 延伸
放題 ほうだい 自由地
枝 えだ
伸ばす のばす 【他】
覆い おおい <名>
隠す かくす 覆い隠す おおいかくす
深い ふかい
林 はやし 森 もり
幹 かん 樹干
古木 こぼく
立ち並ぶ たちならぶ 并排
たけ =物の高さ
草 くさ
生い茂る おいしげる 繁茂
狭い せまい
走る はしる 【五】 跑
振り返る ふりかえる 回頭看
瓦 かわら
並ぶ ならぶ 【自】
屋根 やね 屋頂
時代劇 じだいげき 歷史劇
立派 りっぱ
構え かまえ 構造
門 かど
見事 みごと <形動> 好看
屋敷 やしき 宅邸
平屋 ひらや 平房
家屋 かおく
蔵 くら・ぞう
由緒 ゆいしょ 來由
旧家 きゅうか 歷史悠久的家系
涼しい すずしい
げな =~らしい・ようだ
鈴 すず
向き直る むきなおる (なになに)と向き直る 朝著xx方向過去
ぐっと 使勁地
引かれる ひかれる =引かされる 「引く」 被拉著
更に さらに
速める はやめる 加速
勾配 こうばい 斜坡
急に きゅうに
山道 さんどう・やまみち
登る のぼる
舗装 ほそう
外れる はずれる =離れる(はなれる)
分ける わける 【他】 分かれる わかれる 【自】
進む すすむ
追いかける おいかける
急いで いそいで <副> 急ぐ いそぐ
足元 あしもと 腳下
踏みしめる ふみしめる 用力踩
視界 しかい 視界が開(ひら)ける
開ける ひらける 【自】 開闊 開ける あける 【他】 打開
恐らく おそらく 恐怕
中腹 ちゅうふく
辺り あたり 附近
見上げる みあげる 仰視
数 すう
年月 ねんげつ
雨風 あめかぜ
共に ともに ~とともに
過ごす すごす
趣 おもむき 韻味
根 ね
下ろす おろす 根を下ろす 扎根
他 ほか
通り過ぎる とおりすぎる 越過
ゆらり 輕輕搖動 ゆらりと~
揺れ ゆれ
見覚え みおぼえ 仿佛見過
もぐ もがれる
花びら はなびら 花瓣
ひらひら 飄揚 ひらひらと舞う
奇妙 きみょう
既視感 きしかん
喪失感 そうしつかん
感覚 かんかく
インク ink
落とす おとす
水槽 すいそう
越し ごし ~越しに見る 例:眼鏡越しに見る
重い おもい
遠い とおい
揺らめく ゆらめく
濃い こい
遮る さえぎる
邪魔 じゃま 妨礙
沈める しずめる 【他】 把~沉沒
瞳 ひとみ
凝らす こらす 集中
鮮烈 せんれつ 強烈
奥 おく 深处、盡頭
駄目 だめ
警告 けいこく
呼ばれる よばれる 呼ぶ
向こう むこう 對面
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